2011年1月28日 (金)

お情けの通知簿

『本当は体育1ですが、休まず授業に出たので2です』
こう通知簿に書かれたのは、小学3年生の時だった。
運動は全くできなかった。
走るのも、飛ぶのも大嫌いで、かろうじて球技は「まだ他のに比べたらマシ」程度だ。

それでもスポーツ観戦は好きだ。

第30回記念大阪国際女子マラソンが、1/30(日)に開催される。
テレビで流れるCMも、よく目にする。
マラソンへの関心も高まる中、

マラソン初心者でも大丈夫!『大会1ヶ月前からの完走計画』
著 :JSBM(一般社団法人 日本スポーツ&ボディ・マイスター協会)
http://relax30.com/
という電子書籍を知った。

iPhone や iPad で無料で読める。

大阪国際女子マラソンにはとても間に合わないが、
第1回大阪マラソンが、今年:2011年(平成23年)10/30(日)に開催される。
「そこに参加しょうかと思てるお人には、ほんまに役に立つ本やないやろか」と思う。
そして、
「このぶんやったら、秋の大阪はマラソンで、ワイワイと賑やかなことになるかもしれへん」
思うだけで、何やら楽しくなってくる。

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2010年7月24日 (土)

大阪弁:「こんでも(=これでも)」

この暑い最中に、徒競走の思い出が浮んできた。
「徒競走と言うたら運動会やのに、まだその時期やないし、なんでボ~ッと陽炎のように浮んでくんのやろ?」と思った。
まさに陽炎のごとく、校庭を砂埃をあげて走る足や、紺色のブルマの映像まで繰り返し浮んでくる。

運動が苦手で、走るのも遅かった。
3つ違いの妹はスポーツ万能で、走っても投げても良い成績を残した。

昭和40年代の運動会は、応援に駆けつける家族にとってもイベントだった。
親は勿論、父方母方の祖父母もやってきて、家族席は賑わった。
そんな中、妹はクラス対抗リレーに出場し、盛んな拍手を受ける花形選手として活躍するが、私はそんな所に選ばれたことはない。
学年毎に走るごく普通の徒競走。6人並んで走れば、良い成績でも5位。
6年間の小学校生活で、どう頑張っても4位にはなれなかった。

走り終えると、誰にも聞こえないが心の中で、『こんでも(=これでも)気張って走ってんねん』と呟いていた。

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2010年2月 1日 (月)

右に倣えの言葉遣い

どなしても気になる言葉がある。
使われると、「この言葉以外に、使える言葉もあるやろに」と引っ掛かる。

例えば、この3つ。
・読み解く
・認識する
・延びしろ

『読み解く』は、テレビで細木数子が出てくると、そこに流れるナレーションでは必ずと言っていいくらい一度は使っていた。

『認識する』は相当使われている。謝罪会見でも政治家の言葉にも、しょっちゅう出てくる。
しかし、この言葉を使うと喋る本人とは距離感が生じて、どこか遠い所で起こった出来言か他人の事について語っているように感じる。

『延びしろ』は最近、特に目立って使われ始めた。スポーツ選手の今後の成長予想をするときになどに、「まだまだ延びしろはありますからね」と解説者などが使う。

誰かが使うと、皆、右に倣えのように同じ言葉を使う。
自分の言葉で喋るということが抜け落ちている。
そこが「あんさん、そないゆうてたらええと思てなはんのやろ」と鼻につき、「センスないなぁ。コメントするなら、言葉を増やすとか、どないぞしょうと思わんか」と、テレビの向こうの見知らぬ人に言っている。

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2008年8月18日 (月)

大根(=心)に響かん五輪解説

テレビで、北京五輪の水泳競技を見ていた。
番組の途中から見たので、「このよう喋る解説者誰やろ?」と、ずっと気になっていた。
彼は、選手達の今までに至ることや、今後の水泳界のことも喋っていた。
「日本水泳界をよく知ってはる人なんや」程度の予測はついた。

しかし、彼の解説は、私には全く大根(おぉね=心)に響いてこない。
何を言っても、耳に入ってきているのに、意識が動かないのである。
いつぞや、仕事である大学の卒業式の現場にいて、これと同じ感覚を抱いた。
壇上で祝辞を述べる人達の言葉が、聞こえているのに心に迫るものがない。

色々な所で、人の話を聞く機会に恵まれた。
言葉を操れる人は、喋ることに酔っては駄目だ。
「ちゃぁんと、聞いてるもんの心に届く“誠意”がのぉては、あかんのとちがうやろか」と思う。

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2008年3月 2日 (日)

まねしごんぼ(真似衆ごんぼ)

人の真似ばかりするこの子のことを、大阪弁では「まねし(真似衆)」と言った。
時には、「まねしごんぼ」と囃すときもある。

例えば、
「ドッチボール、この前、こぉてもろてん(買ってもらったの)」と、A子ちゃんがいつも遊んでいる子達に見せた。
数日後に、そのボールを見ていたB子ちゃんが同じ物を持ってきた。
「うちかて、こぉてもろてん」と誇らしげに言うと、
A子ちゃんは勘に障って、
「真似ばっかりせんといて。真似し」と言い返す。
周囲にいる子達が、何だか勢いづいて「真似しごんぼ」と囃し立てる。
「真似しとちゃうもん」とB子ちゃん。
「真似しやんか」とA子ちゃん。
まぁ、こんな具合だ。

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2007年10月15日 (月)

あむない話:そんなことしたらあかんやろ、亀田君

自動ドアに向かって幼児がトコトコ歩いて行くのを見て、「あむない!」と叫んだ。
ほんの1m程離れて立っていたお母さんが、サッと幼児を押さえた。
「あぁ、良かった」と言うと、若いお母さんは、軽くこちらを見て頭を下げた。

『危ない!』とヒヤッとする光景には、外を歩いているとよく出遭う。
そのたびに「あない」でなく、「あない」と発する。
20代の娘達の発音を注意して聞いてみると、「あない」と言っている。
「あれ? あむない? あぶない? えっ??」
“大阪ことば事典 牧村史陽 編  講談社学術文庫”には、『アムナイ【危ない】 あぶないの段訛。(中略)バ行とマ行(共に、両方の唇で発する音)の転訛であるが』とあった。

不満爆発の内藤VS亀田の試合のTV観戦の際も、反則行為の度に「あむない、あむない!」と叫び、「そんなことしたらあかんやろ、亀田君」と言っていた。

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2007年9月 2日 (日)

アスリート達の美しおいど(お尻)

世界陸上大会が、大阪で開催されている。

世界の頂点を極めるアスリート達の体は、まさに芸術品だ。
短距離選手の後ろ姿がTV画面に映ると、「あの美しおいど(まぁ、美しいお尻)」と思う。
そのキュッと引き締まった臀部から伸びる脚の綺麗なこと。
「ほぉ~」、「はぁ~」と溜息が出る。

トレーニングの末に出来た美しい体を使って、熱戦が繰り広げられる。

磨き上げた宝石のような体を持つ選手達が、夫々の表情でスタート地点に立つ。
「頑張って」ではなく、「どうか怪我せんように」と祈りながら応援している。

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2007年3月22日 (木)

実況中継

『新SASUKE 2007』は、どの場面も手に汗握る。
全く運動神経のない私でも、出場者と一体化し、一人が終わる度に、「はぁ~」溜息が漏れる。
ところが、実況中継のアナウンサーがうるさくて堪らない。
場の盛り上げどころか、私には逆効果だ。

古舘伊知郎が中継していたときも、「ちょっとの間ぁでええさかい(少しの間でいいから)、あんた、お口閉じてんか」と、声の届かない相手に向かって言った。
今回も同じ言葉が出そうになったが、ふと父の怒ったときの声が蘇った。
「うたてい!(うるさい!)」
これはかなり強烈で、他を寄せ付けない感のある言葉だ。
女が使う言葉ではないが、もしも「番組のご感想やご意見は?」と訊ねられたら、父の「うたてい!」が最も私の気持ちを代弁するのに合っている。

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2007年3月18日 (日)

大相撲春場所

昨日、朝青龍が勝った。
彼の気迫は、画面を通してでも伝わってくる。
“オーラの泉”で鑑定を続ける江原さんや、美輪さんのような力はないが、私ですら昇り立つオーラを感じる。
立ち会い前からの緊張→勝負→行司判定の声→手刀を切り、のし袋を受け取る→一礼
そして、花道を気迫を消した朝青龍が帰って行くはずだった。

ところが、テレビ画面に映ったのは、土俵を降りてその場に待機する朝青龍。
花道には、我先にと出口に急ぐ数人の姿が映った。
「勝ち力士の前を邪魔してどないすんねん!!」と無性に腹が立った。
朝青龍は、この図々しい人達にも表情を変えず、人の動きが収まるのを待っていた。
「こないならなあかんのやな」と感心し、「ほんまにもう、あの急いで出て行った人らは、我がさえ良かったらええんや」と苦々しく思った。

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