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2012年10月 4日 (木)

人さんの手ぇ借りて育てる子供かな

今、つくづく思うことがある。
離れて暮らす長女は今年28歳、次女は25歳になる。

長女が小学4年生、次女が小学校に入学する時には、すでに夫と事実離婚の状態で、別居生活を送っていた。

別れた夫は歯科医。
その父親は産婦人科医だった。

医者の家に家具屋の娘が嫁ぎ、そこに生まれた孫を、私の父母は扱いづらいようだった。
〝敷居の高い家の子〟とでもいうのか……。
孫であることに違いはないが、私が祖父母に育てて貰ったような
『全てを大きな懐に包み込む』
という感じは受けなかった。

近頃、周囲の若い子たちから
「結婚決まりました。子供も早く欲しいんです。あの、まだ先の話ですけど、子供ができたら、どんな事に注意すればいいですか?」
と尋ねられる機会が増えてきた。

「できるだけ、仰山の手ぇが、子ぉに入る方がええ。ええ人も、あんまりそやない人も、色んな人の手ぇ借りて、子育てしていくのが、一番ええわ」
きっぱりと、即答する。

『うちは、それに失敗した』と思ってる。
人から見ればしっかりした母親と、しっかりした娘二人のように見えただろう。
だが、母と娘二人だけが歩む細い道は、結果的に世間が狭く、物の見方が極端になりがちだ。

自戒を込めて、
「子育ては人さんの手ぇ、たんと借りや。やがて度量の大きな子ぉに育つさかい」
そう思っている。

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