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2012年1月 2日 (月)

伯父と判子(はんこ)

年が明けて、鏡を見たら、
「えっ?」
と声をあげた。

「かーさんそっくり」
「判子、判子!」(全く同じの意味)
が次の声だ。

「へぇ~」
「加齢による変化?? ……うーん、こないなってくんねんなぁ」
「ほぉぉぉ~~」
やたらと子音や間延びした音が出てくる。

「ほんまにびっくりしてしもた」である。
特に目が似ている。
「おしいな。かーさんの目ぇは、ちょびっと緑がかってんねんけど。うちのは茶色やさかい。どうせなら、緑がかってる方がええのに」

「かーさん」とは、伯父(母の兄)のことだ。
薫(かおる)という名前で、町内では「かーさん」と呼ばれている。
普段は「薫のおっちゃん」や「おっちゃん」と呼ぶけれど、何かのときにひょいと出てくるのは「かーさん」の方だ。

背はあまり高くないが、農業で鍛えた体は贅肉がない。
どうみても80歳手前には見えないほど、若々しい。
そんなかーさんには実子がなく、私の襟足が自分と一緒だと、親戚の集まる酒宴で酔いが回ると、やたらと私の襟足を触る癖がある。

新年早々、「もしもかーさんがのうなって(亡くなって)しもても、うち、鏡見たら、かーさんに会えるわ」と思った。

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