« うちの息子 | トップページ | 師走に思い出す顔 »

2010年12月20日 (月)

大阪弁:「八掛(はっかけ)=着物の裾廻し」

お正月が近くなると、雑誌で着物関連の記事を見る機会が増える。

叔母が呉服商で、折に触れ、「ええ反物でたさかい、白生地のままこうといたら(買っておいたら)?」と母に声がかかった。
母は「嫁ぐようになって一遍に支度も大変やよって、ええもん(お値打ち品)出た時にこうとこ(買っておこう)」と、せっせと白生地の反物を買って、家に置いていた。

1958年(昭和33年)生まれの私も、10代半ばになると体も大きくなり、「そろそろ、あの反物で晴れ着作ったらどない?」と、叔母は母に勧めた。
叔母の頭には、家にある反物の地模様から生地の厚さまで全てが入っていて、「来年のお正月に着せるんやったら、ほれ、地模様に雲が描いてある、あの白生地を染めよか。あれは重めの生地やよって、年齢いってから染替えしたかて、充分着られるわ」
細かいアドバイスがあって、母はその言葉に従った。

叔母の所には女の子がいなかったので、可愛がって貰った。
色見本や着物の柄見本を好きなだけ見て、「これにする」と言うと、「ほな、八掛は……」と、ここから叔母のセンスが光る八掛(着物の裾廻し)選びが始まる。

出来上った着物の八卦を見るため、チラッと裾を捲る時が、一番嬉しかった。

|

« うちの息子 | トップページ | 師走に思い出す顔 »

ウェブログ・ココログ関連」カテゴリの記事

パソコン・インターネット」カテゴリの記事

ファッション・アクセサリ」カテゴリの記事

学問・資格」カテゴリの記事

文化・芸術」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

美容・コスメ」カテゴリの記事

趣味」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 大阪弁:「八掛(はっかけ)=着物の裾廻し」:

« うちの息子 | トップページ | 師走に思い出す顔 »