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2010年11月12日 (金)

むこいきが強い(向こう意気が強い=気が強い)女

私の記憶に残っている身内で、離婚歴のあるのは、母方の曾祖母だけだ。
育てて貰った松尾の祖父は遊び人で、その同棲した女性の数は知らないが、戸籍を入れた婚姻は祖母だけだった。

母方の曾祖母は、村一番のしっかり者だったと母は言う。
筋の通らない事は、たとえ相手がどんな人でも理詰めで負かす迫力ある女性だ。
それが婚家との衝突を生んでしまったと、容易に想像できる。
明治の時代背景を考慮しようが、一旦曾祖母が「理不尽だ」と思うと、それはどうにもこうにも埋まらない嫁と嫁を貰った側の夫々の言い分であって、離婚は落ち着く所に落ち着いた結果だった。

母方の曾祖夫は〝仏の亀さん〟と呼ばれるほど温厚で、曾祖母に頭が上がらなかった。
次男の曾祖父は財産などなく、長男の紹介で、バツ一の曾祖母を否応なく貰う事になった。
反りが合わないながらも、夫婦として永い年月を歩み、二人とも90歳近くまで生きて彼岸に渡った。

思えば、仏の亀さんの忍耐力と、やたらとむこいきが強い(向こう意気が強い=気が強い)曾祖母とは持ちつ持たれつの関係だったのだろう。

その二人の法事が12月に行われる。
煙管で刻み煙草を吸う曾祖父の姿や、息を引き取ったばかりの曾祖母の姿が思い出される。
「曾孫のうちが52歳やもの」と、些か感慨深いものがある。

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