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2010年7月 5日 (月)

牧村史陽 編 【大阪ことば事典】への愛着

私がいつも使っているのは、牧村史陽編 【大阪ことば事典】 講談社学術文庫。
770頁余りの文庫サイズで、重宝している。
毎日調べることが特になくても、パラパラ捲って見ており、それだけでも充分楽しめる。

時々、「なんでこの事典弄っていたら、楽しいのやろ」と思うことはあった。


私は、昭和33年(1958年)、和歌山県伊都郡高野口町(現和歌山県橋本市高野口町)に生れた。
この町は古くから糸産業で栄えた商業の街。大阪 船場との商取引は長い歴史の中でずっと続いてきた土地である。

子供が多くいた昭和30年代にしては珍しく、私は5才まで同じ年頃の子と全く遊んだことがない。

生活水準は並で、並は並なりに、育ての親である明治生まれの祖母の言葉遣いや所作が、そのまま伝わったように思う。

牧村史陽氏は、『明治31年大阪船場の木綿問屋の長男に生まれる』の文章を見つけた。

祖母は明治35年生まれで、牧村氏と同じ年代だ。

その頃の高野口町は船場の繊維問屋との取引が盛んで、祖母やそこに集まる人達の言葉は紀州弁よりも大阪弁だった。

牧村史陽氏の【大阪ことば事典】を、何故懐かしく感じるのかが今頃判った。

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