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2010年5月10日 (月)

「まだ死なんといて」と思う人

私の周囲にはご高齢ながら、益々仕事に精進という方々が何人かいる。
仕事関係で、あるいはプライベートの付き合いで、その方々の生活を垣間見ては、「いつまでも勉強やで。それせんようになったら、現役やないやろ」の姿勢を教えて貰っている。

日々の姿に出会えた事を有難いと思う。
この気持ちが一杯になって、たまに顔を合わせれば、「まだ死なんといて。一日でも長う(なごう)元気で生きてて欲しいんです。今、死なれたら、うち、困ります」と言ってしまう。
相手は「そんなん言われてもてもなぁ」と笑い、「まぁ、そないするわ」と、どの方も結構真面目に返事をしてくれる。

この先も健やかに生きていて欲しいので、夜、布団に入ってから、手を合わせる。
信心する神はないのだけれど、手を合わせて、『まだ死なんといて!』と思っている方々の顔を順番に思い浮かべて祈る。
この際、“夫々の健康を祈る”程度では効果がないような気がして、
「うちは長寿の家系です。今年52歳言うたかて、後、50年ほど生きる生命力はあると思てます。この残りの寿命を、ええ塩梅に、うちの大事なお方らに分けて下さい。ちょっとでも長生きして欲しいんです。どうぞ、どうぞ、よろし御願い申します」
毎夜、こう呟いてから目を閉じる。

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