« 文章を書くために最も大切な事二つ | トップページ | 「いっこも変わってない」は社交辞令 »

2010年4月20日 (火)

大阪弁:「お使い立て(おつかいたて)」

今は滅多に聞かなくなったが、大阪弁の『お使い立て(おつかいたて)」という言葉は、いかにも相手の労をねぎらう気持ちが込められていて、好きだ。

例えば、こんな時に使った。
来客の林さんが、「いや、どうも長居してしもて」と席を立つ。
祖母が、「はやっさん、まぁそない言わんと、まだまあ日ぃ暮れへんがな」と引き留めた。
<※林さんは大阪弁では『はやしさん』とは言わず、『はやっさん』と言う>

すると林さんは「いや、それが、これから森井さんとこ寄らなあかんよって」
「森井さんとこ寄んなはる? ほな、悪いのやけど、ちょっと持っていて欲しいもんがあんのや。頼めるやろか」と、祖母は急いで渡して欲しい物を風呂敷に包んで林さんに託す(たくす)。
一旦、先方の森井さん宅に行き、用を済ましてきた林さんが再度顔を見せ、
「行てきましたで」と祖母に伝えると、
えらいお使い立てしてから。ほんまにおおきに、おおきに。助けてもろたわ」と礼を言う。

こんな風に使いながら、感謝の気持ちを相手に伝えたものだ。

|

« 文章を書くために最も大切な事二つ | トップページ | 「いっこも変わってない」は社交辞令 »

ウェブログ・ココログ関連」カテゴリの記事

パソコン・インターネット」カテゴリの記事

学問・資格」カテゴリの記事

文化・芸術」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 大阪弁:「お使い立て(おつかいたて)」:

« 文章を書くために最も大切な事二つ | トップページ | 「いっこも変わってない」は社交辞令 »