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2009年11月30日 (月)

カップアイスは1/2

今から思うと「致し方なかったんやろ」と思う事がいくつかある。

今年亡くなったマイケル・ジャクソンと同じ昭和33年(1958年)生まれの私は、明治生まれの祖父母に育てられた。
祖父母は実の娘をを7才で亡くしている。
元々体が弱かったようで、「がっこへ行てから(学校に入学してから)しばらくしたら、わてがおぶて(私が負んぶをして)通た日もあった」と祖母は話していた。

それから20数年が経ち、私の父が松尾家の養子になり、その10年後に母が嫁いできた。
父母の間には、翌年、長男が生まれたが早産で、たった1日だけの生涯を終えた。

その翌年に生まれたのが私だ。
祖父母は「滋養にええもん」と、孫の体を心配した。
「おじいちゃんやおばあちゃんは、こんなもんや」と、漢方薬に砂糖を入れて飲まされるのも大して疑問にも思わず、「体にええのやで」と言われたら飲んでいた。

カップ入りアイスクリームを小学3年生までは、「お腹が冷えるさかいに」と、1個を一人で食べるのは「あかん」と言われた。
祖父が「ほな、これだけや」とカップの真ん中に線を入れて、私が半分、残った溶けかけた半分を祖父が食べていた。
ある時、祖父に「一人で1個食べたい!」「あかん!」「食べたい!!」「いかんのや!!」と押し問答があって、祖母の「もう食べてもよろしがな」の一言で1個完食が実現した。
嬉しかったはずだが、その思いは残っていない。
祖父がしばらく機嫌が悪かったのだけは覚えている。

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