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2009年10月12日 (月)

懐かしの乳ボーロ

明治生まれの祖父は、ビスケットが好きだった。
昭和33年(1958年)生まれの私には、幼い頃は乳ボーロをよく与えていた。
子育ては祖父母の手でなされていたので、乳ボーロは手軽で消化が良く、離乳食の頃ともなると、祖父は食事の合間のおやつに私の口に入れていたようだ。
乳ボーロは衛生ボーロとも言ったが、物心着いた時分の私は、このお菓子が甘すぎて苦手だった。

口に入れるとすぐに溶けて形がなくなるのも、歯ごたえがなく、物足りなかった。
祖父の食べるビスケットの方が歯ごたえがあって、『乳ボーロよりもビスケットの方がええ』と思っていたが、その事は口に出さなかった。
「乳ボーロはお腹によぉて、滋養になる(=お腹に優しくて、栄養になる)」と、祖父は常備食のように買い込んでいた。
小学3年生の頃になっても、「成美、乳ボーロ食べ(=食べなさい)」と手に渡され、一旦握って「どうしょう。食べたないのに」と悩み、祖母に「もういらん」と返したことがある。

何でも過ぎると人は嫌気がさす。
私の場合、当て嵌まるのがこの乳ボーロ。食べ過ぎて、「結構です」となってしまった。
今でも乳ボーロを見ると、懐かしさは湧いてくるが、食べたいとは思わない。

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コメント

とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!

投稿: かぶの入門 | 2013年6月12日 (水) 11時27分

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