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2009年10月13日 (火)

敵わん患者第一号

お菓子の中では、醤油味のおかきが一番好きだ。
これさえあればご機嫌だったが、食べ過ぎて調子が悪くなったこともある。
消化不良だ。
昭和35年頃だから私は2才前後のはずだ。その頃に起こった、祖母が笑って繰り返し聞かせたお話。

「ぐずってしょうないんです」と、祖母が、開業したばかりの内科・小児科の先生の所に連れて行った。
受付は奥さんがしていた。
先生はお腹の張っている私を診て、「便器を診察室に持ってきて」と奥さんに告げ、ピカピカの診察室におまるが用意された。
浣腸後の排便物を見て、「おかきの食べ過ぎやな」と先生は呆れたようだ。

幼すぎて、この記憶は私には残っていない。
だが、先生と奥さんには、「成美ちゃんのカルテ、うちの患者第一号やさかい、ずっと取ってあんのやよ」と大きくなってからも言われ、その度に嬉し恥ずかしの気分になった。
長くお世話になった先生だったが、今はもう亡くなっていない。
おかきを食べる度に、時々、その先生のくせ毛でクルクルとカールした毛先があちこちに飛んでいた頭を思い出す。

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