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2009年9月 4日 (金)

大阪弁:『どの道』

明治生まれの祖母がよく使っていた言葉を、今でも何気なく使ってしまう。
祖母の元には、町内会や親戚、その他色んな人が来ては相談をして帰ることが多かった。

「大人の話に口挟むもんやない」と教えられていた。
それを守る姿勢が、訪れる人にも祖母にも大して邪魔にもならなかったのか、小さな頃は、席も外さず、なんとはなしに相談事を聞いていた。
余程のことがない限り、「ちょっと向こ行っとき」と言われることはなかった。

「見舞金をいくらにするか?」とか、「疎遠な関係であった人の香典をどうするか?」とか、「見合いの話がまとまらない」などなど、そんな話であったように思う。
人の世に起こる様々な場面の対処方法を、祖母はいつも諭すように話していた。

くよくよするばかりで結論が出ない人には、『どの道(どのみち)』という言葉を、しばしば使っていた。
『どの道』とは、「いずれにしても」の意味だ。
「あんた、そなゆうてたかて、どの道、出さんなんもんは出さないかんのやろな」
例えば、何かのお金を出し渋っている人にはこんな風に言っていた。

今の私の生活で出てくる場面は、仕事へのスイッチの切り替えに時間がかかっている時だ。
「どの道、仕上げなならんのに……さぁ、グズグズしてんと、はよせな!(=早くしなければ!)」
こうして、頭と態度を切り替える。

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