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2009年9月 8日 (火)

おめでたい債権者

商売人の家で育ったお蔭で、代金未支払いのまま何年も平気で過ごせる人も、踏み倒しをする人も、小学生の頃から見てきた。
踏み倒されたら、泣き寝入りが多い。
こんな時は、相手がいなくなると、「夜逃げしたんやて」とか「飛んだらしいわ」などの言葉を会話に入れて、大人達は話をしていた。

50歳になって、初めて原稿料未支払いのまま、仕事の依頼主である出版社が倒産。
私は債権者の一人に名を連ねることになった。

結局、「こういうの、いややなぁ~」と思いつつ、債権者集会には会の終了後に裁判所に入った。
「怒号飛び交うというような感じでしたのやろか?」と、裁判所の担当者から説明を受けながら尋ねると、「いいや、そうでもなかったですよ。静かなもんでしたわ」との事で、何だかホッとした。

さて、倒産の場合、社員が先ず優先順位の始めに来る。
今回は管財人の処理の結果、社員全員に未支払いの給与は支給されることになった。
私のような外部委託者は、その次に位置するので、今回は未支払い金額の2%支給になるらしいのだ。
「社員給与が支払うことができて良かったなぁ」と思い、「あかんと思てたのに、2%支払って貰えるんや」と笑っている私は、自分でもおめでたい人間だと思う。

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