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2009年6月 9日 (火)

大阪弁:『なずる(撫ずる)』

今年で51歳になる私は、5歳まで同じ年頃の子供達と全く遊んだことがなかった。
明治生まれの祖父母をはじめ、周りは大人ばかりだった。
言葉の数は、喋りかけて貰った小児語よりも、大人達の間で交わされる古い大阪弁の方が記憶に残っている。

文字は、案外早く読めるようになっていた。
毎日、新聞の隅から隅まで読む祖母の側で、「この字ぃは?」と指しては、「それは“ま”や。“まつお”の“ま”や」と教えて貰った。
『読む』が先行していたが、その内、祖母が、「字ぃをなずったら、書けるよになるで」と言うので、少し大きく書かれている文字を見つけると、ボールペンでその上をなずる(撫ずる=なぞる)時期が続いた。

「“なずる”という言葉も、とんと(=全然)聞かんよになってしもて」
一人遊びの続いた幼少期を思い出すと、古い大阪弁が次々に出てくる。

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