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2009年4月 7日 (火)

深い話:可愛げのある人間になりや

小さな頃から可愛がってくれる滝川のおばちゃん(仮名)は、深い話をしてくれる。
80歳を過ぎて、入退院を繰り返しているので
「おばちゃん、体の具合、どない?」
この言葉が、おばちゃんとの会話スタートになってしまった。

この間、「成美ちゃん、あんたね、人の役に立つ人間になるには、可愛げのある人間やないとあかん」と話してくれた。
「そういう人は、色んな人に可愛がって貰えるのや。それがな、やがて人の役に立つ人間にしてくれる(=成長させてくれる)」
元気な頃に競べると、声はか細かったがズシンと胸に響いた。
「ええかい。人に優ししぃ(優しくしなさい)。忘れたらあかんで」

50歳を過ぎて「うん」と答えるのもおかしいが、おばちゃんの前ではいつまで経っても幼子同然だ。
「うん」と頷くのを確認してから、
「ほんで、優しさの他に、(自分を)売るもん持っとき」と、きっぱりと言った。
「これはちゅうもん、持っとくんやで」と念押しがあって、
「売るちゅうても、体やないで」と笑った。

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