短縮と重複の大阪弁
大阪弁は短縮して言う言葉が多い。
地名なら、谷町4丁目は“タニヨン(谷四)”、同じように谷町9丁目は“タニキュウ(谷九)”、上本町6丁目は“ウエロク(上六)”と呼んでいる。
おうどん屋さんに入れば、きつねうどんは“きつね”で済む。
まれに、今は殆ど聞かなくなった“けつね”と発音する人もいて、そんな声を聞いたら『おぉ~』と心の中で感嘆する。
「みじかなったんは(=短くなったのは)、いらち(=慌ただしい人)やさかいやろか?」と考えたこともあった。
しかし、“レイコー(冷たいコーヒー=アイスコーヒー)”の例を思うと、「一声で用が足りたら、ええのとちゃうか」と、そんな考えも生まれる。
「いや、短縮好きやねんけど、重ねて言うことも多いわ」と気付いた。
「おおきに、おおきに」や「あかん、あかんて」「堪忍(かんにん)、堪忍」
こんな風に、感謝や否定、謝罪など、自分の思いを伝えたい時は同じ言葉を重ねて、より強調する。
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