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2008年8月 3日 (日)

けったいな躾

小さな子は、いるだけで、周囲を和ませてくれる。
「○○ちゃん」と名を呼ばれて反応するときの可愛さと言ったら、“天使の笑顔”そのものだ。

ところが、「笑顔はわしだけに。他のもんには見せたらあかん」という人もいる。
祖父がそうだった。
この祖父は、大変なやきもち焼きだった。
まだ喋れない私が「成美ちゃん」と声を掛けられて、祖父以外の人に手を差し出すのが嫌だった。
それで、声を掛けられたら横をプイと向くように訓練された。
記憶はないが、大きくなってからも、町内のおばちゃん達に「松はん(松尾さん)、難儀な人やったなぁ。ちっちゃいあんたに、横プイと向くよなこと躾てからに」と言われた。

「あんなことしてたら、この子ぉ、どないなるんやろと、おばちゃんら、思てたんやで」と笑いながら教えてくれた。
『どないなるんやろ』と心配を掛けた子は、結婚と離婚を経て、すっかり逞しいおばちゃんになった。

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