« 大阪のシャレ言葉:去年の暦で、当てにならぬ | トップページ | ゲラ(=笑い上戸)で苦しむ »

2008年7月11日 (金)

感謝の伝わるご挨拶

挨拶する姿にも人柄が出る。
マナー研修で受けた通りの挨拶をする若い人達は、「いっしょぉけんめぇ(一所懸命)やってはる」と、微笑ましく感じる。
ところが、30代になると、この型どおりの挨拶に違和感を覚える。
「形だけ、ちゃぁんとしてたらええのやろと、うちにはそない見えてしまう」のである。

「有難うございました」
「お目に掛かれて嬉しゅうございました」
心から思ってする挨拶には、こちらに伝わるものが違う。

「まぁまぁ、松はん、よぉお越しで」
すでに亡くなったが、“白浜館のおばあちゃん”と呼んでいた女性の声が蘇る。
彼女は、船場で生まれ育ち、縁あって南紀 白浜で旅館の女将をしていた。
祖父母と行くと、第一声が「よぉお越し下さいまして」だった。
その後、「イト(お嬢ちゃん)、がっこ(学校)、どないだす?」とか、「また背ぇ伸びはりましたなぁ」と声を掛けながら、部屋へ案内してくれた。
部屋に入ると、正座をして女将としての正式挨拶をする。
幼い頃から、その姿を幾度となく見てきた。
『感謝とは、こういう事なんや』と、毎回、心洗われる思いがした。

|

« 大阪のシャレ言葉:去年の暦で、当てにならぬ | トップページ | ゲラ(=笑い上戸)で苦しむ »

ウェブログ・ココログ関連」カテゴリの記事

学問・資格」カテゴリの記事

心と体」カテゴリの記事

文化・芸術」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 感謝の伝わるご挨拶:

« 大阪のシャレ言葉:去年の暦で、当てにならぬ | トップページ | ゲラ(=笑い上戸)で苦しむ »