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2008年6月13日 (金)

大阪弁:裏貼る

『裏貼る』という大阪弁をご存じだろうか?

この言葉は、ある人から教えて貰った。
彼女の祖父は実業家で、大阪市内に広大な土地を所有する資産家だった。
「祖母が出入りの呉服屋さんと交渉しているのを思い出すと、『ほな奥さん、裏貼らしてもらいまひょか』と呉服屋さんが言っていました。裏板のついた算盤を使うことで、他人には値段が判らないようにしますと。そんな時に使っていました」

つまり、「奥さん、特別に値ぇ引かしてもらいますわ」ということだ。

「成る程」と思いながら、家にあった算盤を思い出した。
祖母の使っていた算盤は4つ玉で、今ある一般的な物よりサイズは大きい。裏板は全面貼りで、玉の動きがスムーズではない。
母の使っていたものは、裏板は全面貼りではなく、指先や何かの振動で、玉はすぐに動く。

『多分、裏貼る時に用いる算盤は、「こんでよろしか?」「確かに、こんでええのやな」と念を押す時に使うもんやよって、滑らかに、チャーと動く算盤ではあかんかったんとちがうやろか?』と考えている。

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