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2008年6月14日 (土)

一遍やってみまひょ

6月11日、NHK『スタジオパークからこんにちは』に出演の女優・樹木希林さんの話を思い出し、繰り返し考えていた。
別居生活30年の夫との関係を、「とことん添うてみようと思ったんです」と語った。
この『添う』という言葉が印象的だった。

それから、『添う』→平仮名の『そう』→発音違いの同意の『そう』→『そうです』→大阪弁の『そうやねん』と私の中で変化していった。
肯定や同意の『そう』は、『然う』の漢字を使う。
「そやけど、うちは、これから『そうやねん』と言う度に、心の内では『添うやねん』=『寄り添うていきまっせ』と、この『添う』を忘れんようにしょう」と決めた。

「人に添うていくのは、ほんまに難しことや」と、離婚経験も含めて、今までの事を振り返った。
浮かんできたのは、船場で生まれ育ち、縁あって南紀 白浜で旅館の女将さんになった人の顔だった。
生きていたら、110才は超えているだろうこの人は、「お客様に添う」姿勢を生涯崩さなかった。
「いと(=お嬢ちゃん)、見る度に大きゅうならはって」と、小さな頃から可愛がって貰った。
もしも私が、「こんなん考えてん」と話すと、「ホホホ、いと、そない考えはったんなら、やっとおみやす」と、いつもの笑顔で声を掛けてくれたかもしれない。

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