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2008年5月 2日 (金)

古い大阪弁:なんだら・ならん

「この服、合わなんだら、誰ぞ、合う人にあげて」
今から40年数年前、元気な頃の祖母は、体重80kgはあった。
身に合う着物は全部自分で縫っていたが、時には、親戚の人から「おばさん、これ一枚、よかったら」と、ブラウスなどをプレゼントされることもあった。
「まぁまぁ、そらええもんを」と有難く頂くのだが、やはりサイズが合わない。
そこで、貰った人、及び貰った人の周辺とは関係のない人、かつ祖母が頂き物を回しても失礼のない人で、「はて、さて、このブラウスの似合いそうな年格好の人は?」と考える。
「あの人なら」と思う人を呼び、「これな、頂きもんやけど、わてにはちょっときつい。良かったら、着てもらわれへんかいなと。合わなんだら、誰ぞ、合う人にあげて」と言って手渡した。

この「合わなんだら」と言う表現も、今は使う人が少ない大阪弁だ。
私も日常生活で使うとすると、「合えへんかったら」と言っている。

また、「おばあちゃん、昼までに○○さんとこへ行かんならんよって」
「ならん」を使ったこんな言い方も、懐かしく思い出す。
「行かんならん」の言葉も、今なら「行かなあかん」と、こちらの言い方に変化してきた。

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