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2008年5月10日 (土)

路地裏の洋食屋さん

育った町内では、おかず(お総菜)のやり取りは、日常的に行われていた。
「ちょっと食べてみて」と言って、手間暇かかる佃煮を持ってきてくれたり、「ばらずし(ごもく鮓・ちらし鮓)作ってんけど」と、彩りよく盛られた器のまま頂いたりもした。

「○○さんとこは、子供がまだ小さいよって、カレーも甘口やな」
「▲▲さんとこは、おっちゃんが飲むさかい、味が濃い」
味付け一つで、家庭事情まで判るのが面白かった。

祖母も母も料理が好きで、“外食”よりも、“家で食べる”が基本だった。
だが、たまには外で食べてみたい。
祖父が連れて行ってくれた町の洋食屋さんのオムライスは、今でも覚えている。
「オムライスやったら、家でもできんのに」と言われても、祖父と行く路地裏の店は、幼い頃の私のパラダイスだった。
いただきもんを家で食べる楽しみとは違うワクワク感が、この店にはあった。

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