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2008年1月22日 (火)

話食いは嫌われまっせ

大阪弁には、他人の話にすぐに首を突っ込んでくる人の事を指す、『話食い(はなしくい)』という言葉がある。

こういう人は、年齢を重ねても一向にこの癖(へき)が直らない。
「あんた、記憶について、どない思う?」と、滅多に話を交わす機会もない人から、ふいにこんな質問を受けた。
「この頃な、古い事は覚えてんのに、新しい事、特に人の名前がサッパリと思い出せん」と、眉間に皺を寄せて首を傾げた。
「そないゆうたら、うちかて」と、この話題について二人で語ろうとした途端、『話食い』の人が素早く割り込んできた。
「いやいや、僕なんか、そんなもん、しょっちゅうで……」
『話食い』の男性は、ここから一人で喋り出した。
いつものことである。
この男性が話し始めると止らない。
シラ~ッとした空気が流れようが、一切お構いなしで、いつ果てるともない話は続く。

「おばあちゃんが、人さんと話してるときは、その話の中に入ってくるもんやない。話食いはみっともないのやで。そんなことはしぃなや」
祖母からは、「大人の話に入ってくるな!」と叱られたことはなかったが、こんな風に教えられた。
『話食い』常習犯のこの男性の顔が浮かぶと、祖母の声が一気に記憶の底から出てきて、つい笑ってしまう。

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