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2008年1月18日 (金)

妻の下着を買う夫

明治生まれの祖母は、ずっと和服で通した。
お針が得意で、普段着用のウールの着物は、全部自分で縫っていた。
60代以降になってから、「この方が、勝手がええさかいに」と上部と下部に分かれた“2部式の着物”にしていた。

元気な頃の祖母は、152cm程度の身長に、体重は80kgもあった。
21.5cmと足のサイズは小さく、家の中でもよく蹴躓いた(けつまずいた=つまずいた)。
それもあって、散歩に出ることなどなく、必要に迫られて「ほな、一編、行てこなんだらしゃぁないな(それじゃ、一度、出向かないと仕方がないわ)」と外出する程度だった。

巨漢の祖母の下着は、祖父が難波の高島屋に買いに行っていた。
嫁の母はそれが不思議だったと言う。
「おじいちゃん、よぉまぁ、恥ずかしないんやろか」と、そんな言葉も思い出すが、祖父母にとっては当たり前のことだった。
「これでええか?」と、祖父が高島屋の包みを祖母に渡しすと、
「へぇ、おおきに。ご苦労さんどした」と祖母は言っていた。
時には「えらいすんまへんなぁ」の言葉があっても良いように思うのだが、記憶に残っていない。
ごくごく当然のように、包みが手渡されていた。

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