« 豊かで便利になったはずやのに | トップページ | うっかりもんの銭失い »

2008年1月 9日 (水)

松竹座 “新春歌舞伎”を観た帰りに

小さな頃、一時、日本舞踊を習っていた。
もう舞う事はできないが、日舞をみて、上手いか下手かの区別はつく。

松竹座に、“新春歌舞伎”を観に行った。
午前の部の演目に、舞踏劇 『芋掘長者(いもほりちょうじゃ)』があった。
坂東三津五郎さんと中村橋之助さんの連舞(つれまい)を観て、久しぶりに「品のええの踊りやこと」と感動した。
踊りにも性格が表れる。
二人が揃って舞うのを観て、ちょっとした仕草や目の配り方から「橋之助さんは、思いやりの深いお人なんやろなぁ」と感じた。
観ていて心地よい踊りというのは、私には重要なことで、今回の橋之助さんの踊りはそれに値した。

「ええもん観せてもろたわ。おおきに、おおきに」と、笑顔で松竹座を出た帰りの電車の中のこと。
扉が開いた途端、すぐ後ろの男性が硬いブリーフケースの角で、お尻の辺りを小突き続ける。
無言のままではあったが、『前へ行け! 前へ。俺は何が何でも座るんじゃ』というのが伝わる。
片足を上げた瞬間に、コツンと勢いよく臀部を突かれたので、少し前のめりになった。
さっきまでの温かい気持ちは吹き飛んで、『なんやの、このおっちゃん。 イィだ!!(大阪弁の軽蔑する言葉=いや・嫌い)』となった。

|

« 豊かで便利になったはずやのに | トップページ | うっかりもんの銭失い »

学問・資格」カテゴリの記事

心と体」カテゴリの記事

文化・芸術」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

芸能・アイドル」カテゴリの記事

趣味」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 松竹座 “新春歌舞伎”を観た帰りに:

« 豊かで便利になったはずやのに | トップページ | うっかりもんの銭失い »