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2007年12月 8日 (土)

その火傷、イカの天ぷらのせいやねん

久しぶりに旧友と出会った。
「娘が結婚した」という彼女は、バッグから挙式の時の写真を出して、「これ」と見せてくれた。
新婦の娘さんよりも、留袖を着て泣いている友人の顔が印象に残った。

25年程前、旧友の結婚式の時に、私は友人席に座っていた。
大好きな人と結ばれた喜びが、全身から溢れていた。
あの時の彼女と同じ表情で、写真の中の娘さんは笑っていた。

頭が良く、人を束ねる力のある彼女なら、会社勤めでも、自営業でも、力を発揮しただろうにと思う。
けれど、目の前の旧友は、「もしも仕事に就いていたら、私の性格やから、お父さんにも偉そうなこと言うてたと思う。それ思うと嫌で」と、望んで専業主婦の道を選んだ。

あんな事、こんな事を思い出し、お喋りの時間は過ぎていった。
帰り際、「目の下になんか付いてる」と取ってくれようとするが、取れない。
「そこな、イカの天ぷら揚げてたら油跳ねて、火傷した跡やねん」と言うと、
「こんな跡、昔なかったわなぁ」と言うのも、長い付き合いだからだと感じ、嬉しかった。

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