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2007年12月26日 (水)

心の日日薬(ひにちぐすり)

師走の街中で、2m程先を歩く後ろ姿が、亡くなった姑によく似ていた。
『あのまぁ、よお似てる事。背中の丸み具合までそっくりやわ』
そう思った時に笑みがこぼれたのが、自分でも意外だった。

結婚している間、姑とは上手くいかなかった。
夫と別れて後に、元住んでいた町内の友人から、「あんた知らんやろけど、一月程前に、あのお姑さん、のうなったんやで」と聞かされても、何も心が動かなかった。
喩えるなら、テレビを見ていて、政治家の訃報が流れた時、「あぁ、亡くなりはったんや」と思うに近い感情だった。

姑が亡くなって7.8年が過ぎただろうか。
その間、亡くなったと聞かされても何ともなかったのに、姑によく似た人を見ると、すっきりしない感情が湧いてきた。
嫌な思い出が蘇るという程の物でもないが、混沌とした感情がジワジワと出てくるのが情けなかった。
ところが、今回は違う。
姑によく似た後ろ姿が、愛おしくさえあった。
『日日薬(ひにちぐすり:日を重ね、じっと養生していると病気や怪我が、自然に回復していく)』という言葉が浮かんだ。
「お義母さんには悪いけど、こんな時も使えるんやわ」と思う。

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