« おっとりした品の良い女性 | トップページ | 「ええもん観たわ」のその後で »

2007年11月12日 (月)

シネマデート

TOHOシネマズ なんばのチケット売り場で並んでいると、販売カウンター前に立つ1組の男女だけ、やけに時間がかかっている。
観る映画が決まっておらず、女性が「それじゃ、こっちは?」とタイトルを告げ、座席確保に移ると、「そこじゃダメ」と言っている。
カップルの女性は20~30代。男性は60後半~70代というところだった。
「僕は何でもええんや」と男性は女性に声をかけた。
懐から長財布を取り出し、1万円札を抜くと、指で“パン”と音を鳴らして弾いた。
無意識にしている行動だろうが、日頃からお金を勘定する事に慣れていると思えた。
お札が出てからも、女性の心は定まらないようで、いくつかのタイトルが出ては消えていった。

この二人がどういう関係かは知らないし、この後、二人が何を観たのかも知らない。
ただ、「シネマデートをするときは……」と色々と思い返してみた。
大体は、「この映画、観にいけへんか?」なり、「映画、行こか?」あたりの誘いの言葉から始まる。
その時点で、「もしも、この映画、一杯やったら?」とか、「時間、調べとくわ」とか、そういう問答をする事が多かった。
このカップルのように、こんなに長く観たい映画が決まらない事はなかった。

「“とりあえず、映画でも”というのが、この年齢の離れたカップルの誘いの言葉やったんかな?」と今思っている。

|

« おっとりした品の良い女性 | トップページ | 「ええもん観たわ」のその後で »

学問・資格」カテゴリの記事

恋愛」カテゴリの記事

文化・芸術」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: シネマデート:

« おっとりした品の良い女性 | トップページ | 「ええもん観たわ」のその後で »