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2007年10月 5日 (金)

ほな、ご質問に答えさして貰います

いつも、うちのブログ:トリビアな大阪弁を覗いてもろて、おおきに、ほんまにおおきに。
PCの向こうのお姿は見えしまへんけど、有り難いことやと、毎日感謝してます。

さて、2006.10.21の記事『うちら』のコメント欄に、関東在住のラッコさんからご質問を頂いて、これは丁度ええ機会やさかいと思て、今日の書きもんにさしてもらいました。
うち」が主に婦女子が使う物だったとしたら、男性が使う一人称は何でしょうか。フォーマルな場面で使う物とインフォーマルな物とあると思いますが、少し教えて頂けないでしょうか。
というご質問です。

ご参考までに、2006.10.22のポッドキャストで配信した「うち」と「うち」の回を聴いてもろたら、「あっ」と判って頂けるかもしれまへん。
良かったら、一編聴いてみて下さい。
この中で、放談してはる竹内先生は、完全な大阪弁の発音で「僕」とつこうてはります(使っていらっしゃいます)。
ご質問のあった、フォーマルな場合は、「僕(ぼく)」と言わはる人が多いと思います。

インフォーマルな場合というか、仲間内で喋るときを考えてみました。
その時でも、「僕」は耳にします。
20代の娘にたんねました(尋ねました)。「俺」という子ぉもいてるとゆうてました。
たしかに「俺」は、年代問わず使う人はいてはります。
その他に「わし」・「わい」という言葉もありますけど、うちの(私の)日常生活の中では、「あんまり耳にせぇへんなぁ」と思い返してます。


言葉は、相手との関係や、育った環境でもちごうてきます(違ってきます)。
例えば、今日のこの記事でも、うちは「たんねる(尋ねる)」と、日常つこてる言葉の発音通り書いてます。
けど、現在の大阪で一般的に使われてんのは「たずねる」です。
このブログで幾度も書いたように、うちは明治生まれの祖父母に育てられたさかい、話し言葉が二世代前のもんです。
それで、今でも「たんねる」とつこてますねん。

綿密にゆうと、フォーマルやインフォーマルとはいえ、集まっている人達の年代は? 仕事の関係者とか親族の集まりとか、そこでの相手との関係は? など、「どんな状況でお使いになる言葉を問うてきはったんやろか?」とも思てます。
それによっても、多少はちごてきますよって(違ってきますので)。

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コメント

松尾様

わざわざ御返事を頂き、えらいすんまへん。ほんまに参考になります。また、操作ミスで同じコメントを重複させてしまった事をお詫びします。

貴兄から教えて頂いた牧村史陽の事典が先日届きましたので、毎日それと首っ引きで大阪弁を書いています。わしは物書きではないのですが、どうしても大阪弁を使った会話文を書く必要があり、目下奮闘中です。

大阪人らしい雰囲気を出すには、矢張り助詞の使い方が一番の問題のようですね。こないに日本語の助詞が難しかったとは今まで少しも知りませんでした。外国人が日本語を習得するのに助詞に苦しむ事は聞いた事があったのですが。

今は、「全国大阪弁普及協会」のHPhttp://www.interq.or.jp/osaka/inside/osakaben/osakaben.htmlと牧村先生の事典だけが頼りです。でも、貴兄もご指摘のように大阪弁ちゅってもその人の育った地域や環境などの影響を大きく受けるわけでっから、一筋縄には行きません。

もしもっと便利なサービスをご存知でしたら教えてもらえないでしょうか。厚かましいお願いをして申し訳ないです。大阪弁と標準語の逆引き辞書も欲しいですよねえ。

投稿: ラッコ | 2007年10月11日 (木) 20時44分

『もしもっと便利なサービスをご存知でしたら教えてもらえないでしょうか』
とのお尋ねですが、生憎、そういうサービスは知りませんねん。

「知りませんねん」
これは、ご婦人が使う、今となっては少々丁寧な言い方です。
男の方やと「知りまへんなぁ」と言わはります。
同じように「知らない」という意味で使う、「知らんな」や「知らんで」の言い方。
これは例えば、商店街で「○○の店、この辺やと聞いてきてんけど、知りまへんか?」とでもたんねて(尋ねて)、おばちゃんが「知らんな」と返したり、おっちゃんも同様に「○○の店? 知らんな」とか「知らんで、そんな店」とか、こんな風に言います。

くどいようですけど、大阪弁は話す相手との関係(目上・同僚・目下など)・育った環境で言葉がちごてきます。また使う時代でも言葉は変わってます。
「その辺り、辞書だけではよぉ判らんのとちゃうやろか?」というんが、うちの正直な気持ちです。

投稿: 松尾成美 | 2007年10月11日 (木) 22時49分

松尾様。

有り難うございました。

僕もそう思います。言葉は生き物ですね。もう駄目だと思ったら大阪出身の学生をつかまえて教えてもらおうかなあと思っています。時代や階層を越えて、どう考えても可笑しい大阪弁は矢張りあると思いますからね。今後ともブログを楽しみにしています。そんでは。

投稿: ラッコ | 2007年10月12日 (金) 20時59分

megapode albitization securance deltidial modernizer wayzgoose insistence theotechnic
Jones, Geoff
http://cnn.com/2002/WORLD/meast/11/05/iran.justice.minister.reut/

トリビアな大阪弁

投稿: Rogers Sanders | 2007年10月20日 (土) 03時52分

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