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2007年9月26日 (水)

中秋の名月にひろうす炊きましてん

昨夜は中秋の名月。
マンションのベランダで、「あれ、まぁ、あない綺麗に輝いて」と溜息を漏らして見入っていた。

夕食は、満月に因んで“ひろうす(がんもどき)”を炊いた(煮た)。
まーるいひろうすを器に盛っていたら、「そうないゆうたら……」と思い出した。

明治生まれの祖母は、実子を7才で亡くしている。
体が弱く、常に健康状態が気掛かりな女の子だったそうだ。
何とか小学校にあがったものの、喜びも束の間、その年齢に病没した。
そんな事があってか、祖母は他所のお宅の子供達の健康を願った。
雛祭や端午の節句、お月見と、「○○さんとこは、孫さんが○人」と計算して、和菓子屋に多量の注文をする。
さしずめ、昨夜の中秋の名月の折は、いつも頼むお店から『月見団子』がドカンと届く。
それを、妹や私が手分けして、祖母の知り合いで小さな子供がいるお宅へ配った。

ひろうすを食卓に置いて、「うちの子ぉらは大きなったけど、それでも、おばあちゃんが生きてたら、今夜は月見団子が届いてたやろに」と、ここにはない『幻の月見団子』を想像した。

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