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2007年9月19日 (水)

返答は相手次第の時かておます

「あの作品で、泣いたって、どこで泣いたんですか?」や「泣くとこ、あった?」
たまに、映画鑑賞後に、こんな質問を受けるときがある。
『返答は相手次第の時かておます』で、答える前に、相手との関係・相手の性格を考える。

昔から知っている間柄なら、互いの友人関係も、育った環境も理解しているので、「こないゆうたら、判ってくれるやろ」と思う。
性格も熟知していれば、相手の反応も大方予想が付く。

そうでない場合は、相手の性格を重視する。
例えば、バタバタと戦いで死んでいくシーンで泣いたとしよう。
本当は、死んでいく姿よりも、その他大勢の中に、初恋の人によく似た人を見つけたとか、すでに亡くなった友人と、そっくりの振り返り方をする俳優を見つけたとか、どれもほんの一瞬の映像で、「うち以外の人には、別にどうちゅう事もないねん」と思いながら、止めどなく涙が溢れる。
ところが、相手によっては、これらの思いを伏せ、「男らしい死に様、散り際の潔さに涙しました」と、その人が納得できる答えを返す。
言いながら、『堪忍な。嘘やないけど、それが全てとは違うねん』と、心の中で頭を下げている。

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