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2007年8月24日 (金)

発音違いの『ももいろ』

大阪市営地下鉄 谷町線の表示色を見て、3才くらいの男の子が叫んだ。
「むにゃにゃきいろ、むにゃにゃきや!」
そばにいたお母さんが、「むらさき」と訂正した。
「むにゃにゃき!」
男の子は、その発音を習って言ったのだが、先程と変わらなかった。
両手を握りしめ、懸命に言っている様がいじらしい。
『なんとかいらし子ぉやこと(なんて可愛い子だこと)』と少し離れた所で見ていた。

次に男の子は、千日前線の表示を指さした。
「ももいろ」
大阪弁の発音通り、「ももいろ」と全ての音を平板に言った。
ところが、お母さんは「もいろ」と、二つめの“も”にアクセントをおいて発音した。
『男の子は大阪弁。お母さんは、大阪以外の出(で:出身)やわ』

「特別、何ちゅうこともないねんけど……」と呟きながら、男の子の「ももいろ」とお母さんの「もいろ」という声が、しばらく交互に耳の奥で響いていた。

文章を書いていて、どうしてもその地方の言葉が欲しい時、私は3代同じ所で住んでいる人に、「こんな時、なんて言う?」と尋ねる。
例えば、本人は生まれも育ちも大阪であっても、祖父母や両親が大阪以外の出身だとすると、大阪弁の発音やアクセント、語彙量は変わってくる。
それもあって、尋ねるときは“3代居住”の方を探して、教えを請うている。

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