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2007年7月20日 (金)

自慢たれには「イィーダッ!」

ある時、とある事務所に伺った。
事務所にいたA氏は、60代。
この会社には、1年前に中途採用で入ってきたが、すでに役職はついていた。
こちらは何も聞いていないのに「是非、来てくれって言われて。それでいきなり○○職でしょ。ハハハッ~」とA氏は繰り返す。
どうやら、"請われて入社、それも役付き"がご自慢のようだ。

さて、実際の仕事の話となると、トンと駄目。
何を聞いても「それは、尋ねてときますわ」としか返ってこない。
『役付きと、仕事内容の把握は別もんなんや』と、今日ここに来たのを悔いた。
するとA氏、途端に「○○社の会長知ってまっか? 僕、前の会社でね」と以前の仕事の一端を披露し、「会長とは親しいんですわ」と締めくくった。
「そうですか。あの、そしたら、また寄してもらいます」と席を立った。
『無駄な時間やったわ』の顔は見せないようにして、「失礼します」と頭を下げた。
事務所を出たら、今別れたばかりの“自慢たれのA氏”の顔が浮かんだ。
歩きながら、「イィーダッ!」と言った。

(参考)イィ:アカベと同じく、直接に軽蔑を示すことば。【大阪ことば事典 牧村史陽 編 講談社学術文庫】

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