« 選挙結果、アカンタレ・クソタレ | トップページ | 「ねんね(寝寝)しぃや」と「寝ぇや!」 »

2007年7月31日 (火)

世の中、どないぞ(何とか)なるもんや

45年程前の夏のある日、当時4.5才だった私は、道路に蝋石で絵を描いて遊んでいた。
照りつける日差しを、オカッパ頭に受けて、「暑いなぁ~」と一人で呟いていた。

同じ年頃の子達は、皆、機嫌良く保育園に通っていたが、私は環境に馴染めず、脱走を繰り返していた。
父母は「なんでお前だけが」と怒ったが、「寄して(仲間に入れて)」も言えず、同じ年頃の子と遊んだことがなかったので、砂場の遊び方すらも知らなかった。
朝になれば「行けへん!」と叫び、母が引きずって保育園まで連れて行った。
母の余りの形相に、「みんな、怪獣にしか見えへんねん。喋ってることも、ガオー、ガオーって言うてるみたいで、うち、あんなこと嫌や」とは言えなかった。
入園初日から、隙あらば逃げだそうとする、そんな子だった。
とうとう、「そない保育園が嫌なら、もう行かんでええ」の祖父母の言葉に助けられ、家で一人遊びの毎日だった。

「ほんまに、あの頃は、この子、どないなるんやろと思たわ」と、時折、母は悩んだ日々を思い出すようだ。
その度に、「世の中、どないぞ(何とか)なるもんや」と二人で笑う。

|

« 選挙結果、アカンタレ・クソタレ | トップページ | 「ねんね(寝寝)しぃや」と「寝ぇや!」 »

心と体」カテゴリの記事

文化・芸術」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

育児」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 世の中、どないぞ(何とか)なるもんや:

« 選挙結果、アカンタレ・クソタレ | トップページ | 「ねんね(寝寝)しぃや」と「寝ぇや!」 »