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2007年6月 2日 (土)

うちの話し言葉のベース

「ちょっと顔見に寄っただけやったのに、お茶までよばれて(いただいて)。えらい(大変)長居してしもて、すまなんだな(申し訳ないわね)」と祖母が言えば、
「よぉまぁ、そんな。(=まぁ、そんな事言っての意味)あんた、ほん(ほんの・僅かの意味で使う)、たまにしか寄ってくれへんのに、もうちょっと居てたかて」と、祖母の友人は引き留めた。
「それがそうもいかんのやがな(出来ないのよ)。ほれ、おじいちゃん。家でしびり(痺れ:大阪弁の行訛)切らしてるやろ。買いもんのついでに、あんたとこ寄るとゆうてきたけど、何せイラチやさかい(何しろ苛ちなので)」と、祖母は『かなわんわ』の感じを匂わせて言った。
「そうやなぁ、松はん(=松尾さんは“松はん”と呼ぶ)、イラチ(=せかせかした人)やさかいなぁ」とその友人も頷いた。
「ほな、あんたも体に気ぃつけて」と祖母が別れの挨拶をすると、
「おおきに。えらい愛想なしで(=大したもてなしもできませんで)」と友人は答えた。

40年ほど前、私の周囲の70代の人達の日常会話はこんな風だった。
大阪弁も激しく変化している中、うち(私)の言葉は、この辺りがベースになっている。

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