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2007年5月28日 (月)

思いこみ問答

放送作家協会 関西支部の集まりで、しばしば起こるある現象に、「なんでやろ?」と思ってきた。
例えば、
A:「おい、(読売TVの)鈴木、どないしてる?」の問いかけがあったとする。
B:「(朝日放送の)鈴木さん、元気でっせ」
C:「えっ?!(関西TVの)鈴木さん、入院中やろ」
D:「(吉本興業の)鈴木さんやったら、東京で仕事してるはずや」
即座に答え始めるのはいいのだが、このように“(  )”の中は言葉に出さない。
思い思いの『鈴木さん』の現状が語られる。
噛み合わないまま会話があって、それを黙って聞く度に、『なんで、こないなるんやろ?』と考えた。

物書きは、思いこみが激しい。これは原因に繋がる。
その他にもあるはずと、人間の行動に詳しい方に尋ねた。
『科学の世界では、言葉の初めは先ず言葉の定義から始まる。数学の幾何学も同じ。それがないから、こういう解釈が生まれる。俳句の世界を考えてごらん』と教えて貰った。
「あぁ、成る程。短く詠まれた世界をイメージを膨らまして愉しむ……思いこみ問答も、物書きの世界らしい現象やな」と納得した。

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コメント

関西の方ということで、こちらであるイメージをもつのでしょうか。今、最初からその表現の面白み、あるいは感性のようなものに、なぜかひかれてずっとそのブログを見ている大阪の方がおります。先方もこちらのものを見てくれているようですが、今読ませていただいていて、やはり関西の方ということを意識し、そのとっても良い感覚をもったひとたちのものには、ひかれてしまうものがあると感じております。
そうそう、その人はkutz-chang、というハンドルネームを使っているのです。かっちゃん。「博士の愛した数式」のところで、同じ名前がでてきたので、ちょっと思うことなどありました。

投稿: ラッキーサウンド | 2007年5月28日 (月) 12時37分

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