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2007年5月17日 (木)

『根っから』と『プロフェッショナル』

NHK“プロフェッショナル 仕事の流儀”で、競走馬の調教師・藤澤和雄氏は、「頼まれた仕事を完全にするのがプロフェッショナル」と話した。
この様子に「根っからの人や」と感動した。
5/13に配信したポットキャスティングで、舞台美術家の竹内志朗先生は、「あんた、根っからの職人やなと言うときは、ほんまにその人の事を信用してんねん」
この“信用”には、人柄も仕事の腕も、全て含んでおり、「この人に任せて間違いない!」と全幅の信頼を寄せている時に使う。
つまりこの時こそ、藤澤氏のプロフェッショナルの言葉と一致する。

ところが、「あんたプロやろ?」の言葉を使う人は、世の中には結構多い。
竹内先生の世界でも、私がいる物書きの世界でもいる。
この言い方には、「プロなんやから、出来て当たり前やんか。出来んでどうすんねん」と相手を発奮させるよりも、皮肉が入っている。
やたら“プロ”という言葉を全面に押し出し、大阪弁の女言葉でゆうと、『かなわんわ。ほんま、好かんタコ !!』とさえ思う。
尊敬も感謝もない『あんたプロやろ?』という言葉。
信頼と自負のある『根っから』と『プロフェッショナル』という言葉。
どう使うかで、その人自身の底が見える。

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