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2007年5月21日 (月)

不思議な「おかえり」伝達方法

1年ぶりに、豪州から長女が帰ってきた。
「日本に着いたら、(亡くなった)おじいちゃんにお礼言うのやで」と帰国前の長女にメールで伝えた。
長女をとても愛してくれた義父。夫と別れてからも、娘達の事は、いつも彼岸にいる義父に「どうぞ、あの子ぉらのこと、あんじょう頼んどきます」と祈ってしまう。

帰ってきた翌日、「免許証がないねん。なんぼ探しても出てけぇへん」と長女が言い出した。
「ここに入れたと思うとこ、全部見てんけど、ない」
大事な物を入れてある小箱を、私の目の前に持ってきて、再度確認し始めた。
箱の中には、いくつかの袋があった。
「この中は?」
「これは、え~っと、たしか古い手帳やったかな」と懐かしそうに中身を引っ張り出した。
パラパラとページを捲っていると、最終ページに義父の写真が挟まっていた。
「ええっ!おじいちゃん」と娘は驚き、「おかえりやて(おかえりと言っているだなんて)」と二人で声を上げた。
娘は、「さすがおじいちゃんやなぁ。もうびっくりやわ」と言いながら、満面の笑顔で写真を見ていた。

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