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2007年4月16日 (月)

オトン、オカン

大ヒット作となった『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』でも、オカン・オトンの名称は出てくる。数人の男優が主人公を演じているが、ここで発せられる「オカン」という言葉の響きは、何とも優しさが漂う。
しかし、ダウンタウンをはじめ、関西の若手芸人達の口から出る「オトン」・「オカン」のきついことと言ったら、幾度耳にしても馴染めない。

昭和30年代半ば、周囲では「オトン」・「オカン」の言葉は使っていなかった。
「お父さん」「お父ちゃん」、「お母さん」「お母ちゃん」と言い、「うちのオトン」や「うちのオカン」という言葉は聞いたことがなかった。
他人が呼ぶときは、「おっちゃん」・「おやっさん」や「おばちゃん」
「この封筒、おやっさんに渡しといて。頼んどくで」とか「あんたとこのおばちゃんにゆうといてな」という具合で、決して「お前とこのオトン」や「あんたとこのオカン」とは言わなかった。

明治生まれの祖母は、他人に話すときは「てておや(父親)」「母親」を使い、例えば「てておやは、おとんぼ(末娘)のわて(私)が可愛いぃて、可愛いぃて、母親も呆れるほどで」と話していた。
また「あんたとこのおかぁはん(お母様)は、今度の話、何とゆうてる?」と見合いの話の相談にきた人に「おかぁはん」と喋っていたのを思い出す。

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