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2007年3月16日 (金)

『春の伊右衛門』のCM

『春の伊右衛門』のCMが、またまた気になる。
こう伊右衛門のCMが流れる度、物申していては、ただの文句垂れ(文句ばかり言う人)か、「ほんまに、この人、重箱の隅、つつくようなことゆうて」と煙たがられるかだろが、それでも「うん?やっぱり、この台詞は合点がいかん」と感じた。

モックンは丁髷姿の京都の茶師の設定。
初々しい日本髪の宮沢りえちゃんが、緑茶を一口飲むと、「これは……」とその風味の違いに気付く表情をする。
庭に居るモックンは、「解るんか?」と穏やかに訊ねる。
そこで問題のりえちゃんの台詞がやってくる。
「妻ですから」

「待ってぇな。それはあんまりやろ」とテレビに向かって言ってしまった。
時代設定を考えても、京都市内や京都近郊で使う言葉は、今ほど標準語化されていなかったはずだ。
現在は、全国、どこでも使う言葉の標準語化が進んでいるので、今の京都でなら「妻ですから」と話す人もいるだろう。
しかし、このCMで設定された時代背景を、作り手は考えて欲しい。

モックン「解るんか?」
りえちゃん、少しはにかんで
りえ「……へぇ」
このあたりで収めるのが、より二人の間に流れる柔らかな雰囲気を醸し出せると思う。
いくら可愛く、優しく話す「妻ですから」でも、私には違和感100%だ。

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