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2007年2月22日 (木)

バツイチ

鈴木真砂女が詠んだ『女三界に家なき雪のつもりけり 』
「よぉ解るわぁ、この気持ち」と唸った。
また、それでいいとも思っている。

身内で離婚歴のあるのは、母方の曾祖母。バツイチの身になって後、曾祖父と再婚した。
曾祖父は“仏の亀さん”と呼ばれる程、温厚な人物だった。
曾祖母は、曲がったことが大嫌いで、かなりのしっかり者と評されていた。
私は、曾祖父も曾祖母も覚えている。

嫁いで12年。すでに結婚生活は破綻し、「もうあかんねん」と実家に離婚の件で話しに行った折のこと。
丁度、母は墓参りの用意をしていたところだった。
母と二人で、母方のお墓に向かった。
曾祖父母の夫婦墓に水をかけながら、母は何かを呟いていた。
てっきり般若心経だと思っていた。けれど、よくよく聞いてみると「この子に、二度のご縁は要りません。二度のご縁は要りません」と繰り返していた。
結婚生活を全うできなかった親不孝と、父母の気苦労の大きさを感じた。
色々と思いが巡って、『そりゃそうやわなぁ』と母の背中を見た。  

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