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2007年2月18日 (日)

傷んでる

“めちゃ×2イケてる!”で、視覚と嗅覚を遮断したナイナイの岡村さんが、ピータンを頬張った途端、「これ、傷んでるー、傷んでるって!!」と叫んだ。
25年も前、電話の向こうで、「うちの主人にゆうて(言って)下さい。傷んでるって」と慌てていた新妻の声を思い出した。

その頃、OLだった私。
同じ職場で働くA氏は、毎日作ってくれる愛妻弁当が、何よりの楽しみだった。
お弁当の蓋を自分の机上で開ける前に、「今日はなんやろな♪」と軽いリズムを取ってワクワク感を表現する、そんな賑やかな人だった。
新婚生活3ヶ月。
A氏の母親と同居して、3人で仲良く暮らせる実感が、彼の表情を明るくしていた。
この日、A氏はお弁当を開けた途端、「うわぁ~、栗ご飯や。昨日の晩、うちとこ、これやってん。残りもんでも、僕、栗ご飯好きやからええわ」と、一人で喋っていた。
ご飯を頬張った時に電話があって、「Aの家内です。今日のお弁当、主人に食べへんようにゆうて下さい」と言った。
「えっ?!」
「昨日の残りの栗ご飯、お弁当に入れたんです。今、お義母さんとお昼に食べようとしたら、傷んでて。主人に食べたらあかんとゆうて下さい」
A氏は一口だけ食べた後だったが、「傷んでる?これが?あかんて?…ふ~ん、食べたらあかんのか…勿体ないなぁ」
あんまりしょんぼりするので、誰かが「また作ってもろたらええがな」と声をかけた。

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