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2007年2月 3日 (土)

半語尾上げ、のらりくらり言葉

仕事先で出会った人は、全ての言葉を半語尾上げで喋った。
「この件も、考えますと、何と、言うんでしょうか、その言葉」と、各単語を切り、単語の終わりの音を必ず上げて話す。
半語尾上げには、断定を避け、『だって、あなたも私の言葉に同意したじゃありませんか』と無言のうちに伝えている気がする。
また、「そういうことではないと思うと言うか」
「こういう形で進めていけたらと考えはするんですが、でもどう言うんでしょうか、そこの話が見えてこない」
『見えないのは、あなたのお話です』と心の中で呟く。

意味不明の代名詞の羅列に、のらりくらりと話が間延びする日本語。
大阪弁にも「そこんとこ、あんじょう頼んどくわ」、「そないゆうたかて、あっちがそんな態度では、どないもこないもならんがな」などと、代名詞の多用は日常的によく使う。
しかし、どうして貰いたいのかの意思表示は、自分の責任で伝える努力はする。
例えば、卸問屋に商品が到着して、目の前に沢山積まれていた。
それを見た責任者が、勤め始めて日の浅い子に、「あんじょう頼んどくわ」と言った。
その時、「こりゃ、この子ぉには分からんな」と判断すれば、「そやから、この荷物を倉庫に運んどいて。ほんで先方に連絡して、この荷ぃ、いつ納品したらええのか返事もろてんか。ええか、頼んどくで」
こんな風に伝える。
半語尾を上げ、のらりくらりと喋るのとは違う。

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