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2007年1月13日 (土)

大阪のおばちゃん

交差点脇に、地下鉄の出入り口があり、ここはいつも人が多いスポットだ。
場所は谷九(たにきゅう)、谷町9丁目。
大阪弁は、言葉を縮めていう事がしばしばあって、上記と同じように、谷四(たによん)は谷町4丁目(たにまち4ちょうめ)・上六(うえろく)は上本町6丁目(うえほんまち6ちょうめ)・天六(てんろく)は天神橋6丁目(てんじんばし6ちょうめ)、他にも梅新(うめしん)は梅田新道(うめだしんみち)と言う。

さて、谷九の人が沢山行き来する場所で、40代の女性4人が一塊となっていた。
3人は自転車に手をかけたまま、残る1人が地下鉄の出入り口を背に立っていた。
甲高い声が皆よく似ていて、誰が喋っているのか判らなかった。
3人のおばちゃんが口々に、「ありがとう、ありがとう、ありがとう」と連呼している。
機関銃で撃つかのごとくバババッと凄い勢いで叫ぶように喋っている。
周囲の人達も、その一団を見ないふりして見ていた。
やがて、「ほななぁ~、さいなら~」と言って、1人は地下鉄に続く階段を下りていった。
途端に、「さっ、行こか」と即座にその場から自転車に乗り、3人は夫々の目指す方向に走り去った。
喧噪の後の静寂は、『なんや、気ぃ抜けるわぁ』となって、横断歩道を渡りながら大きく溜息をついた。

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