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2007年1月24日 (水)

生かされている感と死なない感

ずっとすっきりしないことがある。
命にかかわるような事故を二度経験しているが、かといって「生かされている」と思ったことはない。
一度目のバイクの事故の時は、車とぶつかって体が空中を飛んでいく瞬間、「うち、死ねへん」と強く思った。これは死にたくないというのではなくて、直感で死なないと感じた。
二度目は階段から落下し、脳挫傷に。集中治療室で目を開けたとき、『あれれ?』と思ったが、この時も直感で『こりゃ、うち、死ねへんわ』と思っていた。

大病を患ったタレントや有名人が、術後の会見で「生かされているんだと思い、これからの人生を大事に過ごしたい」のコメントを発表する。
私は、この生かされた感はなく、二度生還しても私、死なない感を抱いてしまう。

人は助け合って生きていて、私は多くの方々の支えでここまでやってこられたと、いつも思っている。
亡き祖父母や知り合いの方々、親、妹、二人の娘、友人、毎日頂く食べ物、部屋に色を添える草花、ペット、仕事やPC、その他諸々有形無形の事柄に、「有り難いなぁ。ほんまにおおきに」と、感謝している。
でも、他人の「生かされている」の言葉を聞く度に、「皆、判で押したようにおんなじことゆうの…うち、あんな風には、よお言わん」と思う。

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