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2006年11月 6日 (月)

行っとおみやす

大阪市立美術館のポスターが気になる。
上村松園 「晩秋」の絵に、“大阪人が築いた美の殿堂”のタイトル。
「晩秋」の女性の横に、小振りで『ええやないの 美術館』と書かれている。

小股の切れ上がった美しい女性が発する言葉として考えられたはずの、『ええやないの 美術館』
何やら、上から物をいっているような、そんな感じを受ける。
「ちょっと冷たい言い方に聞こえるねんけどなぁ」と思う。

「晩秋」は障子の張り替えをする女性の姿を描いている。
甲斐甲斐しい女性、日常の些細な事にも「あれ」、「まぁ」と可愛く言えるような心優しい女性という風に受け取れる姿。
その女性が、「ええやないの」というだろうか?
言い方に優しさを加えたとしても、大阪弁の「ええやないの」は少し突き放した感じを含んでいる。

「おみやす」という言葉は、今では使う人も殆どいない。
偶々、可愛がってくれた人の中に、「おみやす」を使う人がいたので、この言葉が浮かんだ。
私なら、『行っとおみやす 美術館』(行ってごらんなさい 美術館)とつける。

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